HOME > 歩み・歴史 > 和光

和光

 大正15(1926)年創刊の校友会機関誌を「和光」と名付けたのは、当時校長の表甚六です。和光とは、老子の「光を和らげ、塵を同じくす」という語から借用したものです。以下、表の言葉を借りてその意味と所以を紹介します。
「老子は和光ということを教えた。和光とはつや消しである。つやを消しても自己の価値は減ぜざるのみか、却っていよいよ光を放つものである。
 音楽が少しよく出来る、図画の成績がよい、算術が得意である、曰く何、何と少しでも他人より秀でたところがあると、人を見下し偉そうにしたいのが、内観の足らぬ、つや消をしない人の姿で和光同塵の反対である。
 本校の生徒は自ら人格的価値を自覚し、これを尊びこれを愛する品位の所有者でなくてはならぬ。自覚は内観するによって生ずる。自覚の深いもの程品位が高く、品位が高いもの程つや消しが肝要である。そこに一如の境がある。和光の意味は深甚である。」
 1946年(昭和21年)には、校友会が発展した姿と言うことのできる生徒会に「和光会」という名をつけています。
 「和光」という言葉は、本学の教育精神をあらわすものの一つです。

Page Top