2019年に開催された2日間の特別講座、
その記録映像を順次公開。
20世紀初頭から現代へ、
メディアとテクノロジーの変遷をたどり、
「話す」「書く」「伝える」の
多様なあり方に触れる全8講座。
電話、手紙、SNSなどの想いを伝えるための
道具にまつわる歴史から、
さまざまなメディアを描写してきた
アニメ、ゲームの1シーンまで、
メディア研究に携わる本学教員が
こと細かに分析・論述していきます。
あなたの受講率
0%
全0講座中
0講座受講済
文字の誕生にはじまり、まだ見ぬ未来のメディアまで、
インターフェイス研究者・水野勝仁とともに、その変遷を追っていく。(全5回)
甲南女子大学文学部メディア表現学科准教授
水野 勝仁
甲南女子大学文学部メディア表現学科准教授
水野 勝仁
1977年生まれ。メディア・アート、インターフェイス研究者。国際基督教大学卒業。名古屋大学大学院情報科学研究科博士後期課程修了(博士・情報科学)。現在、甲南女子大学文学部メディア表現学科准教授。メディア・アートやインターネット上の表現をディスプレイと向かい合い続けるヒトの認識のアップデートという観点から考察しつつ、同時に「ヒトとコンピュータの共進化」という観点からインターフェイスの研究も行っている。
-
85min
見えないものを形にする、魔術的な存在として誕生した文字。手書き文字にみる音と感覚、AIによる手書き文字、“女子の文字”流行の歴史などを辿り、人と文字の関わりを紐解く。
講師
文学部メディア表現学科准教授 水野勝仁 -
91min
ボタンで文字を残すようになったわたしたちは、果たして「書く」ことに懐かしさを感じるのか。現代における打ち文字・絵文字のあり方から、デジタル時代の“思い出”を探る。
講師
文学部メディア表現学科准教授 水野勝仁 -
86min
肉体から切り離された「声」のみでつながる道具の発明に、人々は心を大きく揺さぶられた。電話交換手との恋、都市伝説、リカちゃん電話など、数多のエピソードから電話という道具を考える。
講師
文学部メディア表現学科准教授 水野勝仁 -
89min
ポケベルの流行、インターネットの登場、そしてSNSの台頭する時代へ。日々、目まぐるしく流行やサービスが移り変わるなか、わたしたちは思い出を共有することが可能なのか、論じていく。
講師
文学部メディア表現学科准教授 水野勝仁 -
72min
わたしたちは、手に持てるデバイスを扱う最後の世代と言っても過言ではない。物質なしに、愛着や思い出は生まれうるのだろうか。VR普及前夜、未来の思い出のあり方を想像してみる。
講師
文学部メディア表現学科准教授 水野勝仁
遠い未来の社会を舞台としたアニメ・ゲームなどの作品から、
未来と現在における「話す・書く・伝える」を多様に紐解いていく。(全3回)
甲南女子大学文学部メディア表現学科講師
高尾 俊介
甲南女子大学文学部メディア表現学科講師
高尾 俊介
1981年生まれ、情報科学芸術大学院大学修了(修士・メディア表現)。メディア研究者、クリエイティブコーダー。詩を書くように自由にコードで自己表現する活動、デイリーコーディングを提唱、実践している。近年のデジタルテクノロジーの民主化に伴って、リベラルアーツとしてのメディア表現に関心を持ちながら作品制作を行っている。
-
88min
地球と宇宙に引き裂かれた主人公たちは、携帯電話を握りしめ、数年後に届くはずのメールを送り合う。携帯電話の形態と機能から、現代における時間と距離、祈りについて考え直す。
講師
文学部メディア表現学科准教授 水野勝仁 -
91min
アンドロイドが普及した世界が舞台のアクションアドベンチャーゲーム「Detroit Become Human」。身体性とリンクした操作方法やアンドロイドの意思疎通について、深堀りしていく。
講師
文学部メディア表現学科講師 高尾俊介 -
88min
一度文明が滅んだナウシカの世界では、なぜ情報通信技術が発展しなかったのか。東日本大震災後の日本の状況と比較しながら、生活に入り込み、紐づいてきたテクノロジーについて考える。
講師
文学部メディア表現学科准教授 水野勝仁