タイプライターの誕生「打つ」

「書く」文字から、「選ばれる」文字へと変化していった現代。
絵文字によって区切られる感情、紐づく記憶について考えます。

水野 勝仁

講師

甲南女子大学文学部メディア表現学科准教授

水野 勝仁

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講義テーマをさらに深めるための関連資料

参考文献

  • アンヌ=マリー・クリスタン編、澤田治美監修『ビジュアル版 世界の文字の歴史文化図鑑 ヒエログリフからマルチメディアまで』(柊風舎、2012年)p.145
  • M・ハイデッガー著、北嶋美雪/湯本和男/アルフレド・グッツオーニ訳『パルメニデス(ハイデッガー全集 第54巻)』(創文社、1999年)p.314
  • デービス・ベアード著、松浦俊輔訳『物のかたちをした知識 実験機器の哲学』(青土社、2005年)p.314
  • フリードリヒ・キットラー著、石光泰夫/石光輝子訳『グラモフォン・フィルム・タイプライター』(筑摩書房、1999年)p.31
  • Type-Writer「Facit TP1 Typewriter - Typing demonstration」https://www.youtube.com/watch?v=87MNWFua7Fg
  • 水野勝仁「最小化するヒトの行為とあたらな手 インターフェイスを読む#1」(EKRITS、2017年) http://ekrits.jp/2017/03/2297/
  • Bret Victor「THE BRIEF RANT ON THE FUTURE OF INTERACTION DESIGN」(2011年)http://worrydream.com/ABriefRantOnTheFutureOfInteractionDesign/
  • 豆乳「進化と衰退か紙一重、「紙」だけに」(2019年)https://note.com/tonyu0717/n/n7ff5610f284e
  • dividual.inc「#10分遺言 Last Words / Type Trace」(2019年)https://typetrace.jp/
  • 水野勝仁「絵文字😹😸🙀は空白をつくり、感情🔥を区切る」(EKRITS、2016年)http://ekrits.jp/2016/07/2076/
  • GRETCHEN MCCULLOCH著、TOMOYUKI MATOBA/GALILEO訳「デジタル時代の子どもたちは、絵文字からも『言語』を学ぶ」(WIRED、2019年)https://wired.jp/2019/02/25/children-emoji-language-learning/
  • 佐藤ねじ著、野崎錬太郎/橋本大和朗読「『顔文字/絵文字』発音講座」(Blue Puddle、2017年)http://web-media.blue-puddle.com/speak/
  • ウィキペディア「タイプライター_Wikipedia」https://ja.wikipedia.org/wiki/タイプライター
  • みふねたかし《油絵を描く画家》《カメラで撮影している人》(いらすとや)https://www.irasutoya.com/
  • ※スライドで使用している映像、画像の一部には、教員による網かけなどの編集がなされています。

講義から思い起こされた受講者のエピソード

水野 勝仁
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声にしないで。文字で伝えて。声にしないで。文字で伝えて。

文字の誕生にはじまり、まだ見ぬ未来のメディアまで、
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水野 勝仁

甲南女子大学文学部メディア表現学科准教授

水野 勝仁

甲南女子大学文学部メディア表現学科准教授

水野 勝仁

1977年生まれ。メディア・アート、インターフェイス研究者。国際基督教大学卒業。名古屋大学大学院情報科学研究科博士後期課程修了(博士・情報科学)。現在、甲南女子大学文学部メディア表現学科准教授。メディア・アートやインターネット上の表現をディスプレイと向かい合い続けるヒトの認識のアップデートという観点から考察しつつ、同時に「ヒトとコンピュータの共進化」という観点からインターフェイスの研究も行っている。

携帯電話を握りしめたアンドロイドが耳を澄ます携帯電話を握りしめたアンドロイドが耳を澄ます

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このシーズン2ではSFやファンタジーのような物語世界における,架空のコミュニケーションの有り様を手がかりにして、存在しうるメディアテクノロジーについて考えていきます。そこでは、未来と現在の私たちの「話す・書く・伝える」を比較していくことになるでしょう。
高尾 俊介

甲南女子大学文学部メディア表現学科講師

高尾 俊介

甲南女子大学文学部メディア表現学科講師

高尾 俊介

1981年生まれ、情報科学芸術大学院大学修了(修士・メディア表現)。メディア研究者、クリエイティブコーダー。詩を書くように自由にコードで自己表現する活動、デイリーコーディングを提唱、実践している。近年のデジタルテクノロジーの民主化に伴って、リベラルアーツとしてのメディア表現に関心を持ちながら作品制作を行っている。

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